Twitterのアカウントを運営しているけれど、忙しくてなかなかツイートができない。そんな日が続いてしまう事ってありますよね。
この記事では「Twitterの予約投稿のやり方」を詳しくお伝えしていきます。予約投稿のやり方を習得していただければ、忙しい時期や休日でもツイートを流せます。
時間があるときにたくさんのストックを作って、投稿の予約をしていきましょう。
予約投稿には2つの手段がある
Twitterのアカウントを運用していると、忙しくて日々のツイートが負担になってしまうことがあるでしょう。業務時間外にツイートができず、不便に感じることもあると思います。
意外と知られていないかもしれませんが、Twitterはリアルタイムでの投稿だけでなく、予約投稿をすることができます。日時を設定して事前に投稿し、その時間に自動的にツイートされます。
Twitterで予約投稿をする際には、「外部ツールやアプリを使う方法」と、「公式の機能を使う方法」の2つの手段があります。どちらの手段にもそれぞれ特徴があります。
2つの手段でそれぞれ、予約投稿する手順をお伝えしますので、ご自身に合った方を選んでくださいね。
外部ツールやアプリを使う方法
Twitterで予約投稿ができるようになるツールには、無料のものから有料のものまで様々な種類があります。5つのツールをご紹介しますので、特徴や機能をポイントに、使うツールを決めていきましょう。
KAMITTER
KAMITTERというツールには予約投稿機能が備わっていて、レイアウトもとても綺麗で管理しやすいです。
そのうえ、高度なAIが自動で学習して、フォロワーを増やしてくれる機能が備わっています。個人運用でも企業の運用であっても、より効果的にマーケティング活動を行えるでしょう。
ただフォロワーが増えるだけでなく、見込み顧客として、成約につながりやすいフォロワーを集めてくれるのもとても効果的です。
予約投稿だけでなく、フォロワー数を増やしたり、データの分析をしたりして、Twitter運用の効果を伸ばしたい方にぴったり。
無料プランもあり、LITEプランは月額330円はとてもリーズナブル。PROプランは月額5,500円でより本格的にTwitterビジネスで成果をあげたい方におすすめです。
Tweetdeck
TweetdeckはTwitter社が提供している公式のツール。1つのアカウントを複数人で管理できる機能や、予約投稿機能などがあります。
Twitterのアカウントさえ持っていれば、ログインしてすぐに利用できます。少しでも早く予約投稿をしたいという型は、Tweetdeckがおすすね。
レイアウトがとても見やすく、ツイート内容を入力して日時を設定すれば、すぐに設定が可能。
複数のアカウントで同時に予約投稿もできるようになっていて、たくさんのアカウントを運用している方でも、まとめて管理することができます。
最大6列までタイムラインを並べて、同時に確認することができるので、作業効率が大きく向上するでしょう。
無料で数に制限なく予約投稿ができるので、コストをかけずに予約投稿をたくさんしたいケースにぴったりですね。
SocialDog
SocialDogにはTwitterの運営の効果や効率を上げるための、様々な便利なツールがあります。予約投稿機能は1分単位で時間を設定できるため、ピンポイントな告知にも効果的。
フォロワーの推移やツイートの効果を分析できる機能もあるので、アカウントの状況やマーケティングの効果を深く分析できます。
1つのアカウントを複数人で管理する機能もあるので、企業での運営にもおすすめ。
SocialDogは無料で利用できますが、月当たりの予約投稿数が10回までという制限があります。月に10回以上の予約投稿をしたい場合は、有料プランがおすすめ。
3つの有料プランがあり、Lite+(月額980円)は月に30投稿まで、Lite+(月額4,980円 30投稿/月)、Lite+(月額9,800円 30投稿/月)は無制限です。
Buffer
BufferはInstagramとも連携して予約投稿ができる、ビジネス向けのツール。数多くの企業が使っているツールで、ツイートの解析機能もとても優れています。
無料でも精度の高いツイートの分析機能が利用できるので、より効果的なアカウント運用にもつながるでしょう。
無料のアカウントでは、10件までの予約投稿が可能で、SNSは3つまでの連携と決まっています。ツイートなどの解析機能はついていません。
より多くの予約投稿やSNSアカウントとの連携、データの分析などが必要な場合は有料プランがおすすめ。
3つの有料プランが用意されているので、コストや用途に合わせて選びましょう。
Hootsuite
InstagramやFacebookなど、Twitterだけでなく様々なSNSで予約投稿ができるツール。複数のSNSで同時に予約投稿できるのが、大きな特徴です。
ストリームという機能があり、連携しているSNSアカウントの投稿内容や反応を、一気に確認できる機能もあります。
自動的に効果が高い投稿時間を分析して、ツイートしてくれる機能もあり、マーケティングの観点でとても優れたツールといえるでしょう。
無料プランですと30件まで予約投稿ができ、3つのSNSアカウントの連携が可能です。
有料プランは月額5,000円~となっており、より多くの予約投稿やアカウントの連携が必要な場合は、有料プランを利用すると良いでしょう。
Twit Delay
Twit Delayは日本語で利用できるツールで、機能は予約投稿のみ。面倒な登録は不要で、Twitterと連携さえすれば、すぐに使えます。
無料のツールであり、30日先までの指定が可能で、なおかつ最大100ツイートまでストックしておけます。Twit Delayの機能だけで十分という方も多いでしょう。
有料のツールを利用する前に、まずはTwit Delayを使ってみるというのも良いですね。
1点注意しなければいけないのは、ツイートのソースラベルに[Twit Delay]と記載されてしまう点。何かツールを通してツイートしたというのは、ユーザーに分かってしまいます。
予約投稿であることがバレてしまうのが好ましくない場合は、他の方法を選びましょう。
公式の機能を使う方法
ツールの登録や設定をせずに、公式の機能で気軽に予約投稿をする方法もあります。他の機能が不要な方や、とにかく簡単に予約投稿したい方におすすめです。
公式機能を使って予約投稿をする際には、WEBブラウザ版のTwitterにログインをしましょう。モバイルアプリでは、予約投稿の機能は実装されていません。
スマホで予約投稿する場合は、ブラウザを立ち上げてTwitterにログインする必要があります。
予約投稿の方法はシンプルで、通常のツイートと同様に投稿内容を入力します。そして投稿の際にスケジュールのアイコンをクリックして、「〇〇年〇月〇日〇時」というように日時を指定するだけ。
下の画像で赤く囲ってある部分をクリックすると、予約投稿のスケジュールを設定できます。
登録や外部ツールの連携が一切必要ないため、今すぐにでも予約投稿が可能です。もちろん利用に料金もかかりません。
18か月先までスケジュールの設定が可能なので、かなり先の予定の投稿であっても、忘れずにセットできます。
大まかな内容だけでも予約投稿を設定しておいて、情勢の変化を見つつ、投稿内容を編集していくという運用方法も効果的です。
予約投稿の編集・削除の方法
予約投稿をした後も、ツイートの編集や投稿時間の変更、削除ができます。
ツイートの投稿時間を変更したい場合は、赤で囲ってある「未送信ツイート」という欄から、予約投稿したツイートを選択して、日時を変更しましょう。
ツイートをタップすると投稿内容の編集も可能です。
削除する場合も同様で、未送信ツイートからツイートを選択して、削除ボタンを押すだけです。
投稿する予定だった内容が急遽変更になった場合や、投稿を中止しなければいけない場合は、忘れずに投稿の編集や削除を行ってください。
引用リツイートやリプライも予約可能
通常のツイートだけでなく、引用リツイートやリプライも予約投稿ができます。あまり使うタイミングは無いかもしれませんが、慎重にツイートしたいときにおすすめ。
また深夜、早朝などのリプライは相手に通知が届いてしまって、迷惑になることも考えられます。なるべく早く返したい場合は、予約投稿を営業開始時間に合わせるのも1つの手でしょう。
引用ツイートやリプライの予約投稿をすることで、Twitterの運用の幅が広がります。
予約投稿のメリット
ここまでお伝えしたように、ツールやアプリを利用したり、公式機能を使ったりすることで、簡単に予約投稿が可能です。そして予約投稿にはさまざまなメリットがあります。大きく4つのメリットをご紹介していきます。
定常的な情報発信が可能
手動でツイートをしていると、忙しい時はどうしても発信がしづいですよね。ツイートがストップしてしまうと、フォロワーの離脱にもつながるでしょう。
「ツイートしなければ」という焦りが積み重なって、アカウントの運用がしんどくなってしまうケースもあります。
時間があるときに多くのツイートを予約投稿をしておけば、指定した時間に自動でツイートが発信されます。フォロワーはアクティブなアカウントだと認識してくれるでしょう。
他の業務やタスクが忙しくなってしまって、投稿を忘れてしまうといったリスクも避けられますね。
Twitterアカウントの運用は終わりのないマラソンのようなものですから、無理なく運用できる方法を追求していかなければいけません。
予約投稿をうまく活用して、日々のツイートの負担を軽減していきましょう。
誤発信のリスクを軽減できる
通常の方法でツイートをすると、「ツイートする」ボタンを押した瞬間に、不特定多数の人が見れる状態になります。そのため誤字や脱字、誤った情報の発信などをしてしまうリスクがあります。
特に他の業務に追われている時や、疲れている時などは、誤発信のリスクが上がってしまうでしょう。
予約投稿であれば投稿する際に確認をして、時間がある時にもう一度チェックできます。ツイートの作成者以外にダブルチェックを依頼することも可能でしょう。
余裕をもってツイートできるというのは、予約投稿の強みです。
一度の誤発信が大きな問題に発展してしまうこともありますから、予約投稿をうまく活用していきましょう。
業務時間外のツイートも可能
業務時間外である早朝や夜、休日・祝日にツイートをするべきケースもあるでしょう。手動で投稿をするのは負担になってしまいますし、誤発信をした際の対応も難しいです。
予約投稿をしておくことで、ユーザーのアクティブ率が高いゴールデンタイムや、休日・祝日にツイートが可能になり、効果が高まるでしょう。
企業でのTwitterアカウントの運用や、複数人での運用しているアカウントで、業務時間外の予約投稿を行う場合は、万が一のリスクを考えて、スケジュールを共有しておくことが大切です。
リピート投稿もできる
ツールにもよりますが、日次、週次、月次などでリピートされる予約投稿を設定することもできます。毎週、毎月開催しているキャンペーンの告知などに活用できるでしょう。
実店舗を持つ事業のアカウントであれば、休業日の通知にも効果的です。
これまで手作業で定常的にツイートしていたものが自動化されれば、大きく負担は軽減されますよね。ツイート忘れにも対応できるので、リピート投稿の利用も検討してみてください。
予約投稿をより効果的に使うために
予約投稿のやり方やメリットをここまでお伝えしてきましたが、予約投稿をより効果的に使うことで、ツイートの効果を高められます。
大きく3つのポイントをお伝えしますので、意識して予約投稿をしてみてくださいね。
キャンペーンなどの告知に使う
予約投稿であれば、指定した時間ぴったりにツイートすることができます。キャンペーンの開始時間に合わせて、ツイートを投稿することも可能です。
開始時間ぴったりにツイートすれば、キャンペーンの初動をアシストできるでしょう。
開始時間ピッタリにツイートしなければいけない状況で、手動で発信をしなければいけないとなると、とても大きな負担になってしまいますよね。
時間指定ができることで、Twitterにおけるマーケティング手法を増やせるでしょう。
投稿時間を意識する
運用しているアカウントをフォローしているユーザーの、アクティブな時間帯に合わせて予約投稿のスケジュールを設定すると、より高い効果を期待できます。
例えば学生が対象であれば、通学時間や放課後、休日にアクティブ率が上がる傾向にあります。
一方で主婦の方であれば、日中の方がTwitterを見る時間が多いという方もいらっしゃるでしょう。
いくつかの時間帯でABテストを実施して、最もエンゲージメント率が高い時間帯を中心に、予約投稿のスケジュールを調整すると良いですね。
手動での運用だと業務時間外のツイートがしづらいので、予約投稿ならではの強みですね。
時間をかけてツイートを作る
Twitterアカウントを運用していくうえで大切なことは、「有益なアカウント」と認識してもらうこと。
有益な情報を発信してくれるアカウントだと認識されれば、自然とフォロワーも増えます。リツイートやいいねの数にも直結しますよね。
予約投稿の強みは「時間をかけてツイートを作れる」点であり、即席で作ったツイートと差別化を図ることも可能です。
ターゲットを分析し、トレンドを考慮し、どんなツイートを発信するとユーザーは喜んでくれるのか、練ったうえで予約投稿をしましょう。
画像や動画、絵文字などをうまく活用することで、よりユーザーにとって魅力的なツイートとなり、リツイートやいいねなどをもらえるケースも多くなります。
予約投稿の注意点
これまでお伝えした通り、予約投稿はとても便利なのですが、注意しなければいけない点もいくつかあります。
以下の4つの点に注意したうえで、便利な予約投稿を活用していきましょう。
投稿が不要になったら削除が必要
予定していたキャンペーンが中止になったり、予定が変更になったりした場合。投稿が不要になった場合は必ず投稿を削除してください。
うっかり投稿の削除を忘れてしまうと、そのままツイートが流れてしまい、フォロワーに誤った情報を発信してしまう可能性があります。
予約投稿だと設定していることを忘れてしまって、誤発信したことに気づくのが遅れてしまうリスクも考えられます。
予約投稿をする際にはツイートのスケジュールを周囲と共有して、複数人で確認できる状況を作っておきましょう。
予約投稿していることがバレる可能性がある
スマートフォンからツイートすると、ツイートに「Twitter for iphone」や「Twitter for android」と表示されるのが一般的。
一方で予約投稿をするためにブラウザ版のTwitterから投稿すると、「Twitter for web」と表示されます。この違いに気づくユーザーは少ないとはいえ、予約投稿だとバレる可能性があります。
リアルタイムでツイートしていることを示すような投稿をしてしまうと、違和感を持つフォロワーも出てくるかもしれません。投稿内容には少し注意した方が良いでしょう。
緊急性のあるツイートに対応しづらい
予約投稿は負担も減らしてくれてとても便利な一方で、スピードを求められるツイートがしづらい、トレンドをつかみにくいといったデメリットもあります。
例えば急遽、何か告知が必要になった時や、その日のトレンドに合ったツイートをしたいとき。予約投稿ではタイミングが遅れてしまいますから、通常のツイートの方が適しています。
予約投稿と通常のツイート、どちらも発信できる体制を整えて、予約投稿に頼り過ぎないようにしましょう。
運用が作業的になってしまいがち
ツイートは本来リアルタイムで、人の気持ちが込められているからこそ魅力があるものです。しかし予約投稿に慣れすぎると、運用が作業に近くなってしまいがち。
例えば「今日は予約投稿を10個作って、1か月分のツイートを完成させよう!」というように、まとめて取り組んだ場合。投稿を作ることが目的になってしまうことがあります。
トレンドをしっかりと理解し、ユーザーの動向も意識したうえで、1つ1つのツイートを作っていかないと、効果的な運用にはつながらないでしょう。
機械的にツイートをどんどん作るのではなく、日々のツイートをしっかりと分析して、投稿内容をじっくりと考えることが大切です。
予約投稿はツールとの相性がとても良い
予約投稿は単なる作業の効率化だけではなく、より効果的な運用にもつながります。ここまでお伝えしたようなツールを活用すると、大きな効果を期待できるでしょう。
例えば予約投稿をメインにすると、いいねやフォローなどリアルタイムでのアプローチをする機会が少なくなってしまう可能性がありますよね。
ツールによっては見込み顧客となる可能性が高いユーザーにいいねをつけてくれたり、フォローしてくれたりする機能が備わっています。
ツイートだけでなくいいねやフォローも効果的に行えるので、運用効果の向上が見込めるでしょう。
KAMITTERは高度なAIを使って、見込み顧客となりうるユーザーに自動でいいねやフォローをしてくれます。
予約投稿をするだけでなく、フォロワー数の増加や、コンバージョン数の増加につなげたい方は、KAMITTERなどのツールを使ってみましょう。
Twitterの予約投稿のやり方まとめ
- Twitterの機能やツールを利用して予約投稿が可能
- 大きな負担なく定常的な発信できるのが大きなメリット
- 誤発信を防いだり、業務時間外にツイートしたりできる
- 予定の急な変更や中止などがあったら、予約投稿の削除、編集を忘れない
- 投稿数を増やすことが目的にならないよう、1つ1つのツイートの質を意識する
- ツールを使うことで、予約投稿だけでなく、運用効果の向上にもつながる
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