ツイッターのハッシュタグランキング!ハッシュタグ検索方法も紹介!

Twitter(ツイッター)を始めとするSNSの多くで利用されているハッシュタグ。ハッシュタグを活用することでトレンドや人気の投稿を素早く見つけることができ、Twitterのアカウント運用も効率化できます。

この記事では、Twitterの近年の人気ハッシュタグランキングから、人気のハッシュタグの特徴やハッシュタグの検索方法などを解説していきます。ハッシュタグの有効活用の仕方のポイントについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ハッシュタグとは?

Twitterでのハッシュタグ【#】とは、投稿内でキーワードやトピックを分類するために使われるタグのことです。ハッシュタグで検索すると関連するキーワードの投稿を簡単に探したり、趣味や興味の似たユーザーを見つけたりすることができます。

ハッシュタグの使い方

ハッシュタグを使う場合は、ツイートの関連キーワードやフレーズの前などにハッシュタグ記号【#】をつけ、キーワードを組み合わせて投稿します。ハッシュタグはツイートのどこにでもつけることができ、ハッシュタグによって分類されたツイートは、検索の際にキーワードで表示されやすくなります。

投稿の中のハッシュタグが付いたキーワードをクリックすると、そのハッシュタグを含む他のツイートを表示させることができます。ハッシュタグのついたキーワードの中で特に人気のハッシュタグはトレンドトピックに表示されます。

ツイッターの人気ハッシュタグランキング!

Twitterのハッシュタグランキングをご紹介します。その年によってどのようなハッシュタグが人気だったのかを知ることで、拡散力の強いハッシュタグやツイートの特徴が分かります。

2018年～2021年上半期までの人気ハッシュタグをランキング形式で振り返ってみましょう。

2018年

2018年のハッシュタグランキングは以下の通りです。

多くの人気ハッシュタグをおさえてランキングの1位を飾ったのは、大手コンビニチェーンの「#ローソン」でした。企業関連のハッシュタグはローソンのみで、他はゲームや音楽関連のハッシュタグが大部分を占めています。

スマホゲーム人気が根強い中、「#nintendoswitch」「#splatoon2」といった据え置きゲームのハッシュタグがランクインしているのも特徴です。

「#バンドリ」「#トレクル」「#ポプテピピック」といった初めてランクインするハッシュタグも多く、トレンドに大きな変化があった年であることが窺えます。

Web担当者Forum【2019年トレンド予測】Twitterハッシュタグ、今年の鍵は「発表会・イベント感」!?

2019年

Twitterによる2019年のハッシュタグランキングは以下の通りです。

2019年のランキング上位はゲーム関連のハッシュタグとなっていて、その数も半分以上を占めています。ゲーム以外のハッシュタグには2019年に話題になった人物や動物などがランクインしました。

TwitterJapan2019もっとも使われたハッシュタグ

2020年

ついっぷるトレンドで公開された2020年のハッシュタグ人気ランキングは以下の通りです。ついっぷるトレンドではハッシュタグの人気ランキングがリアルタイムで公開されていました。

※2021年8月31日をもって、ついっぷるトレンドのサービスは終了しています。

2020年のハッシュタグランキングを見ると、2020年に話題になったアイドルグループが上位にランクインしています。人気アニメに関するハッシュタグも2つランキングに登場しました。

ついっぷるトレンドHOTワード(現在はサービス終了)

2021年

2021年上半期のハッシュタグランキングは以下の通りです。

2021年上半期は、話題になったゲームやアニメなどが新しくランクインしたほか、前年度までのランキング入りしていたハッシュタグも根強く残っています。アーティスト関連では「#snowman」「#jo1」「#sixtones」の3つがランクインしました。

2021年1月-6月　国内でもっとも多く使われたハッシュタグ

人気ハッシュタグの特徴

人気ハッシュタグのランキングを見てみると、トレンド入りするハッシュタグにはいくつかの特徴があることが分かります。2018年の1位にランクインした「#ローソン」、2021年上半期の1位にランクインした「#ウマ娘」を例にして特徴を捉えていきましょう。

「#ローソン」の場合

2018年はローソンの公式アカウントがTwitterで商品のキャンペーンや告知、新商品のPRなどを行っていました。その際ハッシュタグが活用され、ユーザーもイベント感覚で積極的にハッシュタグを付けた投稿を行ったことで、その年に最も多くハッシュタグが使われたアカウントとなりました。

「#fgo」「#モンスト」などゲーム関連のハッシュタグでも、「#ローソン」と同様に期間限定キャンペーンやイベント関連でのツイートが多くなる傾向にあります。

キャンペーンやイベントはユーザーの興味や関心を引きやすく、期間が限定されることで拡散力やトレンド入りする可能性も強まります。

「#ウマ娘」の場合

2021年にランキング1位を獲得した「#ウマ娘」は、2021年2月24日からスマートフォン向けに配信を開始したアプリゲームです。競走馬を擬人化したキャラクターである「ウマ娘」を育成してレースでの勝利を目指すというゲームシステムで、配信に先駆けてコミックやCD、テレビアニメ化などの各メディア展開を経て話題となりました。

Twitterでも公式アカウントや出演声優の告知など、多方面からのPRでユーザーにも多く取り上げられ、ランキングで見事1位を獲得しています。

限定的な告知だけでなく、多方面からの働きかけを行うことによってユーザーの関心も高まります。いろいろなジャンルでファンを増やすことによって話題になる可能性が高くなり、トレンド入りしやすくなります。

ハッシュタグの検索方法

Twitterのハッシュタグはどのようにして検索すればいいか解説します。検索機能を活用して、現在どんなハッシュタグが使われているのかを確認しましょう。

ツイッター公式で検索

まずはTwitter公式から検索する方法です。Twitterの検索アイコンをクリックすると、検索窓の下に「おすすめ」「トレンド」「ニュース」「スポーツ」「エンターテイメント」といったカテゴリが表示されます。

「トレンド」欄では、今話題のハッシュタグが1位～29位まで表示されます。自分の興味のあるハッシュタグを調べたり、リアルタイムで人気のハッシュタグを探したりすることができるので便利です。

ただし、「トレンド」で表示されるハッシュタグのランキングはフォローしているアカウントの場所や情報が反映されるため、そのユーザーごとで結果が変わってきます。場所を指定したり範囲を広げたりといった変更をすることで、その場所や条件下でのハッシュタグを確認することができます。

ツールを使って検索

Twitter以外にも、ツールを使うことでトレンドのハッシュタグを検索することも可能です。検索機能以外にもさまざまな機能を揃えているツールもあるので、Twitterの総合的なアカウント運用を効率化させることができます。この記事では代表的な3つのツールについてご紹介します。

KAMITTER

「KAMITTER」は、予約投稿やフォロワー管理機能など、Twitterのアカウント運用に必要な機能を備えた多機能ツールです。

「KAMITTER」に搭載されている「キーワードモニター」という機能では、【#】をつけてキーワードを検索することで、ハッシュタグやキーワードを含むツイートを検索することができます。

無料プランと有料プランがありますが、いずれも他のツールより上限が高く設定されており、知りたい情報を即時に検索することが可能です。有料のPROプランでは無制限で機能を使うことができます。

キーワード検索のほか、フォロワーの属性やユーザーのプロフィールについても細かく検索することができるため便利です。

SocialDog

「SocialDog」は、40万以上のアカウントで活用されている多機能ツールです。KAMITTERと同様、ハッシュタグ検索機能以外にも、予約投稿や分析機能、フォロワー管理機能など各種機能を揃えています。

「SocialDog」のハッシュタグ検索機能は月額9,800円のBusinessプランで利用することが可能です。検索窓にハッシュタグを入力すると検索結果が表示され、ハッシュタグごとの平均リツイートやいいね数を確認することができます。

Businessプランではその他にもキーワードモニターや複数アカウント管理機能など、より高度な機能を使うことが可能です。

Twitterend

Twitterendは、各地域で話題のハッシュタグをランキング形式で確認できるサイトです。世界各地のトレンドを知ることができるほか、日本国内全体や、東京・大阪・札幌・仙台など細かいエリアごとの人気ハッシュタグを確認することができます。

ランキングはリアルタイムに更新されていて、時間を遡って過去のランキングを確認することも可能です。単位も1時間ごとに設定でき、最大3日前まで遡って見ることができます。

Twitterend

ハッシュタグの効果的な使い方のポイント

Twitter運用では、ハッシュタグを活用していくことが重要です。ハッシュタグの使い方によって投稿の拡散力やアカウントの認知力が大きく変わってくるからです。

ハッシュタグを上手に活用することで、自分のツイートをたくさんの人に見てもらえる可能性も高まります。ここからはハッシュタグを有効活用するポイントを3つ解説します。

ハッシュタグは2つ程度がおすすめ

Twitterでは投稿につけるハッシュタグの数に制限はありません。投稿の文字制限である140字以内におさまれば、何個つけても問題はないでしょう。

一見すると、たくさんハッシュタグをつけた方が拡散しそうに思えますが、ひとつのツイートにつきハッシュタグは2つ程度にするのがベターです。むやみにハッシュタグをつけると、ツイートとの関連性が薄いハッシュタグでも検索結果に表示されてしまいます。

検索するユーザーが探したい情報に辿り着けず、悪い印象を持たれてしまう可能性もあるため、ハッシュタグはツイートの内容に関連するハッシュタグを厳選して使うようにしましょう。

Twitter公式のヘルプセンターでも、ハッシュタグの使い方に関して以下のように記載されています。

ツイートには好きなだけハッシュタグを使えますが、1つのツイートに使うハッシュタグは2つまでにすることをおすすめします。

Twitterヘルプセンター

定番のハッシュタグを試してみる

投稿やハッシュタグに迷った時は、話題のハッシュタグや定番のハッシュタグを使ってみるのもおすすめです。「#○○とつながりたい」という定番のハッシュタグは、○○にターゲットを入れることでそのターゲット層の検索が期待できます。共通の趣味や関心のあるユーザーとつながりたい場合などに、定番のハッシュタグを活用してみましょう。

フォロワーを募集するハッシュタグを使う

フォロワーを増やしたい場合におすすめのハッシュタグが、「#フォロワー募集」「#相互フォロワー」などのフォロワーを募集するハッシュタグです。フォロワーを増やしたい相手同士でフォローし合えるため、フォロワーを効率的に増やすことができます。

ただし、全てのツイートにフォロワーを募集するハッシュタグをつけるのはやめましょう。フォロワー募集ばかりのツイートは相手への印象を悪くしてしまう可能性があります。フォロワー募集以外のツイートも行いながら適度に使用することをおすすめします。

まとめ

今回は、ハッシュタグのランキングやハッシュタグの検索方法、ハッシュタグの効果的な使い方について解説しました。

• Twitterでのハッシュタグ【#】とは、投稿内でキーワードやトピックを分類するために使われるタグのこと
• ハッシュタグはツイート内に何個でもつけることが可能であり、人気ハッシュタグのツイートはトレンドトピックに表示される
• 年ごとのハッシュタグランキングを見ると、その年に話題になった企業や作品などを確認できる
• 期間限定キャンペーンやイベント、各メディア展開でのアピールを行うことで話題性が高まり、ハッシュタグが多く使われる傾向が見られる
• ハッシュタグを検索する方法には、Twitter公式から検索する方法とツールを使った方法の2種類がある
• ハッシュタグを検索できるツールには、「KAMITTER」や「SocialDog」、「Twitterend」がある
• ハッシュタグはひとつのツイートにつき2つ程度にするのがベター
• 定番のハッシュタグを使うことで同じ趣味や関心を持つユーザーにアピールできる
• フォロワーを増やしたい人は「#フォロワー募集」などのハッシュタグを使うと効率的にフォロワーを増やせる可能性がある

ハッシュタグを活用することでツイートの拡散力や認知力を高められる可能性が広がります。ハッシュタグは何個でもつけることができますが、関連性のあるキーワードに限定し、効果的に活用できるように工夫しましょう。