Twitterの自動返信を効率化できる便利ツールを紹介!注意点も解説

Twitter(ツイッター)でも多く行われているキャンペーン。キャンペーンを行うためには当選通知や返信などの作業を効率的に行うことが大切です。

そこでこの記事では、Twitterの返信を自動で行うことができる自動返信ツールについてご紹介します。ツールを活用することで、キャンペーンの際の返信や指定のツイートなどを効率的に行うことができるようになります。

自動返信を行うにあたっての注意点も解説しますので、Twitterのルールと照らし合わせながら確認しましょう。

Twitterの自動返信とは?

Twitterの自動返信とは、ツールが自動で返信を行う機能のことです。主にキャンペーンの際に多く使われており、応募者に対して自動で結果を通知するといった目的で利用されています。

Twitterの自動返信に便利なツール

Twitterで自動返信を行う際はツールを活用するのがおすすめです。ここからは、Twitterの自動返信に便利なツールをご紹介します。

キャンペーンに便利なツール

まずはキャンペーンを行う際に便利なツールの紹介です。キャンペーン向けのツールでは、当選者の自動返信から当選者の抽出まで行うことができます。

Twitterのキャンペーンは、フォロー&リツイートキャンペーンと、インスタントウィンキャンペーンの大きく2種類に分けられています。

フォロー&リツイートキャンペーンは、フォローやリツイートの応募条件を満たした応募者の中から、キャンペーン終了後に当選者を選び通知するキャンペーンのことです。また、インスタントウィンキャンペーンは、応募した直後にその場で当選かどうかが分かるキャンペーンのことです。

ツールによっては対応していないキャンペーンがあったり、商業としての利用ができないツールもあるため、導入する前にツールの規約をしっかりと確認するようにしましょう。

echoes RT

「echoes RT」は、キャンペーン向けの自動返信ツールです。当選者数や当選確率をツール上で管理したり、それぞれのユーザーに対して当選の連絡をしたりすることが可能です。

自動返信機能の他にも、予約投稿機能やハッシュタグ検索機能が搭載されているため、アカウント運用を効率化することができます。

同じメーカーから配信されているデジタルクーポン配信ツール「echoes Coupon」も併用していくことで、お店で使えるクーポン券を当選者に配信することも可能です。

echoes RT

ATELU

「ATELU」は、TwitterとInstagram(インスタグラム)に対応しているキャンペーン向けの自動返信ツールです。TwitterキャンペーンとTwitterインスタントウィンの2種類に対応しており、応募者の収集から当選者の選定や通知、レポートの作成までツールで行うことができるため、キャンペーンの実施に関わる作業を効率化させることができます。

「ATELU」には警告フラグ設定という機能が搭載されており、スパムアカウントと思われるアカウントをキャンペーンから除外することも可能です。

ATELU

Belugaキャンペーン

「Belugaキャンペーン」は、Twitterのルールに100%準拠したキャンペーン向けの自動返信ツールです。JALやAbemaTVなど150社以上の企業に導入されている人気のツールで、キャンペーンに関わる全ての作業を効率的に行うことができます。

「Belugaキャンペーン」もインスタントウィンに対応しており、その場で当選発表を行うことが可能です。また、不正アカウントのブラックリスト化や深夜や休日問わずツールの稼働確認を行ってくれるため、安心して利用することができます。

Belugaキャンペーン

日常的に自動返信を行うのに便利なツール「twittbot」

「twittbot」では、キャンペーンなど特定の期間に限らず日常的に自動返信を行うことができるツールです。「bot」とはインターネット上で自動発言ができるシステムのことで、「twittbot」ではこの「bot」を生成して自動返信を行うことができます。

自動返信の他にも、定期ツイートや時間指定ツイート、フォロー管理などの機能が搭載されており、アカウント運用を効率化することができます。無料でも自動返信を400件まで登録可能ですが、有料プランでは月額540円で8000件まで登録が可能になります。

twittbot

定期ツイートができるツール

自動返信にはメリットもありますが、Twitterのルールに違反した場合はアカウントを凍結されてしまう可能性もあります。自動返信以外にもツイートを予約して自動的に投稿が行える「定期ツイート」という機能があり、定期ツイートを活用することで運用を効率化させることが可能です。

定期ツイート機能を搭載した2つの多機能ツールについて解説します。

KAMITTER

「KAMITTER」はTwitterのアカウント運用を効率化できるマーケティングツールです。Twitterのアカウント運用に必要な機能が搭載されており、Twitterの規約に基づいて開発されているので安心して利用することが可能です。

「KAMITTER」には定期ツイート機能が搭載されており、日時や内容を予約するだけで指定した日時に自動でツイートを行うことができます。予約投稿はカレンダー表示や一覧表示することができるため確認しやすくなっています。

定期ツイートの他にも、AIによる自動フォローや自動アンフォロー機能や複数アカウントを管理できる機能、フォロワーや自アカウントの分析機能など、管理に必要な主な機能が揃っているため困ることはありません。初心者の人にも使いやすいように画面も見やすく表示されています。

無料プランでも他のツールに比べ上限が高く設定されているので、多くの機能を使うことが可能ですが、有料プランではさらに高度な機能が利用できます。プランには無料で使えるフリープランと、有料のライトプラン(月額330円)とプロプラン(月額5,500円)の3種類があり、運営目的に合わせて選ぶことが可能です。

KAMITTER

SocialDog

「SocialDog」も「KAMITTER」と同じくTwitter専用のマーケティングツールで、Twitterのアカウント運用に必要な機能が揃った多機能ツールとなっています。

「SocialDog」にも定期ツイート機能があり、予約投稿からツイートしたい日時を予約するだけで、自動で投稿を行うことができます。動画や画像、絵文字なども投稿も可能です。

「SocialDog」には、定期ツイートの他にもフォロワーやツイートの分析機能やアカウント管理機能も充実しています。無料で使えるフリープランの他、有料プランにはベーシックプラン(月額780円)とプロプラン(月額3,980円)の2種類があり、より高度な機能が使えるようになっています。

SocialDog

自動フォローができるツール

自動フォローとは、フォロー行為をプログラムによって自動的に行ってくれる機能のことで、主にフォロー返しなどの目的で行われます。フォロワーが増えてくるとフォロー返しや手動でのフォロー作業が大変になるため、ツールを活用するのがおすすめです。

鬼ったー

「鬼ったー」はフォローからフォロー解除までを自動で行ってくれるパソコン用のツールです。指定したキーワードを含むユーザーを対象に自動フォローができ、自分のアカウントと関連があるユーザーに対してフォローが行われるため、フォローバック率も高まります。

フォローしてもフォローバックされない場合には自動的にフォロー解除を行えるため、フォロー作業に関わる手間や時間を短縮できます。

フォローチェックfor Twitter

スマホからフォロー管理機能を利用したい人には、「フォローチェックfor Twitter」がおすすめです。「フォローチェックfor Twitter」は一括フォローやフォロー解除機能から、フォローやフォロワーの検索、一括でのブロック機能など、フォローやフォロワーの管理に必要な機能が搭載されています。

片思いアカウントやお互いにフォローしているアカウントなどの条件ごとに並び替えもできるため、フォロー作業を効率化させることができます。

フォローチェックfor Twitter

Twitterの自動返信のメリット

Twitterの自動返信は主にキャンペーンで利用されることが多く、自動返信する側と自動返信される側のどちらにもメリットがあります。それぞれのメリットについて解説していきましょう。

自動返信する側のメリット

自動返信する側とは、キャンペーンを行う企業側を指します。自動返信ツールを導入することで、それまで手動で行っていた応募者の収集作業や当選通知作業を自動的に行うことが可能になります。

企業側にとってはキャンペーン作業にかける時間を短縮でき、効率よく集客効果が期待できるというメリットがあります。

自動返信される側のメリット

自動返信される側とは、キャンペーンに参加するユーザーを指します。ユーザーがキャンペーンに応募すると、キャンペーンの種類によっては自動的に結果が通知されるため、ユーザーはすぐに結果を知ることが可能です。

フォローやリツイートのみで応募でき、すぐに結果を知ることができるTwitterのキャンペーンは、気軽に参加できるというメリットがあります。

Twitterで自動返信をする際の注意点

Twitterで自動返信を行うにあたってはルールが設けられています。返信を自動化する際はTwitterのルールを確認しておくことが必要です。ここからは自動返信を行う際の注意点について解説していきましょう。

不特定多数のアカウントへの自動返信は禁止されている

特定のキーワードを含むツイートに対して自動で返信することは禁止されています。Twitter公式のルールに違反した場合は、該当ツイートを除外されてしまう可能性もあるため、注意しましょう。

Twitter公式のルールでは、以下のように明記されています。

返信と@ツイートは、Twitter利用者が簡単にコミュニケーションをとれるように用意されている機能です。この機能を自動的に利用して、不特定多数の利用者に一方的にメッセージを送ることは不適切な行為であり、禁止されています。たとえば、単純にキーワード検索にヒットしただけのツイートに対して自動的に返信を送ることは許可されません。

引用:Twitter 自動化ルール

同じ内容の返信やスパムとしての利用は禁止されている

Twitterでは、同じ内容のツイートや返信を繰り返し投稿したり、@ツイートや返信をスパムとして利用することは禁止されています。ルールに違反した場合はアカウント凍結につながる可能性もあるため注意しましょう。

Twitter公式のルールでは、以下のように明記されています。

@ツイートや返信をスパムとして利用したり、同一内容の@ツイートや返信を繰り返し投稿したりした場合、検索結果からの該当ツイートの除外や、アプリやアカウントの凍結などの強制執行措置の対象となる場合があります。 

引用:Twitter 自動化ルール

自動化された返信が可能な場合もある

上述したように、自動返信をする際の注意点はいくつかありますが、以下の場合には自動返信が認められます。

・返信を自動投稿する前に、宛先の利用者がTwitter上でメッセージを要求していた、または事前にメッセージを受け取る意思を明確に示していた(宛先の利用者がこちらのアカウントのツイートに返信していた場合や、こちらにダイレクトメッセージを送っていた場合など)
・そのような利用者に対して、自動化された返信や@ツイートを簡単に停止できる明確な手段を提供し、そのような停止要求を尊重して即座に対応する
・利用者の1回の反応に対して、自動化された返信または@ツイートを1回のみ送信する
・自動化された返信またはツイートは、利用者の素の@ツイートに返信する形で投稿する(自社のツイートに利用者が返信を投稿する形式のキャンペーンの場合)

引用:Twitter 自動化ルール

相手側との同意の上で行う場合には、自動返信を行うことに問題はありません。ユーザー同士で迷惑にならないように、自動返信を活用していきましょう。

まとめ

Twitterの自動返信を効率化できるツールや、フォローやフォロワーの管理に便利なツールを解説しました。

  • Twitterの自動返信とは、ツールが自動で返信を行う機能のこと
  • キャンペーンに便利な自動返信ツールには、「echoes RT」や「ATELU」、「Belugaキャンペーン」がある
  • 日常的に自動返信を行うなら「twittbot」がおすすめ
  • 定期ツイートができる多機能ツールなら「KAMITTER」や「SocialDog」がおすすめ
  • フォローを自動で行いたい場合は、パソコンなら「鬼ったー」、スマホなら「フォローチェックfor Twitter」が便利
  • キャンペーンの際の自動返信は、企業側とユーザー側それぞれにメリットがある
  • 不特定多数への自動返信や、同じ内容を繰り返し自動返信する行為はTwitterのルールで禁止されている
  • 相手側から返信を求められている場合には自動化された返信が可能

キャンペーンやメンションの多いツイートの返信をする際は、自動返信機能を備えたツールを活用することで効率的に返信を行うことができます。

ツールを使うと返信作業が楽になりますが、過剰な返信や不特定多数への自動返信はTwitterのルールに違反していると見なされてしまう可能性もあります。Twitterルールを確認しながら正しい方法で自動返信を行うようにしましょう。

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