Instagramには、フォロワーを非公開にしたり、特定の相手をブロックしてフォロワーを見られないようにしたりできる機能があります。
Instagramのフォロワーが増えてくると、自分のフォロワー以外のユーザーに自分がフォローされているユーザーを見られたくないと思うことがありませんか?
この記事では、Instagramで自分のフォロワーを非公開にする方法と、フォロワーを見られたくない特定のユーザーをブロックする方法ご紹介します。
方法別に非公開にした効果や注意点もご説明するので、自分のフォロワー以外のユーザーに自分のフォロワーを見られたくない方は、ぜひ参考にしてください。
目次
Instagram(インスタグラム)で自分のフォロワーを非公開にする2つの方法
Instagramで自分のフォロワーを非公開にする方法は2つあります。
- 非公開アカウントに設定する
- 非公開にしたいユーザーをブロックする
どちらも同じようにフォロワーを非公開にできますが、フォロワーを非公開にする以外の効果や設定方法、注意点には違いがあります。
それぞれの違いを知ったうえで、自分に合った方法でフォロワーを非公開にしましょう。
非公開アカウントにする
Instagramのアカウントを非公開アカウントに設定することで、簡単に自分のフォロワーを隠すことができます。
ここでは、アカウントを非公開にする効果や設定方法、注意点をご説明します。非公開アカウントにすると、承認していない人からは自分のフォロワーを見られなくなるので試してみてくださいね。
効果
Instagramのアカウントを非公開アカウントにすると以下の3つの効果があります。
- 自分のフォロワー一覧が表示されなくなる
- 自分の投稿やストーリーなどあらゆる投稿が表示されなくなる
- フォローリクエストを送り承認されないとフォローできなくなる
効果が自分に合っていれば、非公開アカウントに設定することを検討しましょう。
自分のフォロワー一覧が表示されなくなる
アカウントを非公開にすると自分のフォロワー以外のユーザーに自分のフォロワー一覧が表示されなくなります。そのため、フォロワー以外のユーザーから自分のフォローフォロワーを見られることはなくなります。
非公開アカウントでは、プロフィール画面にある「投稿・フォロワー・フォロー中」という項目をフォローされていない人は押すことができません。
フォローリクエストを承認することで押せるようになるので、フォロワーを見られたくないユーザーからのフォローリクエストは承認しないようにしましょう。
自分の投稿やストーリーなどあらゆる投稿が表示されなくなる
アカウントを非公開にすると、自分のフォロワー以外のユーザーに自分の投稿やストーリーが表示されなくなります。
プロフィール画面の投稿一覧に「このアカウントは非公開です」と表示され、ストーリーハイライトやリール、インスタライブなどあらゆる投稿が非公開になります。
フォローリクエストを送り承認されないとフォローできなくなる
非公開アカウントでは、自分のフォロワー以外のユーザーは、フォローリクエストを送信して承認を得ないとフォローすることができません。自分のフォロワーや投稿を見られたくないユーザーのリクエストは拒否できます。
ちなみに、非公開アカウントに設定しても、フォロー数やフォロワー数、いいねの数は減りません。ただし、非公開にすることで投稿を閲覧できるユーザーが限られてしまうので、いいねの数は獲得しにくくなる可能性があります。
設定方法
ここでは、Instagramでアカウントを非公開にする方法をご紹介します。
- STEP.2プロフィール画面を開き「≡」をタップ
自分のプロフィール画面を開き、右上のメニューアイコン「≡」をタップします。
- STEP.3「設定」をタップ
「設定」を選択して開きます。
- STEP.4「プライバシー設定」をタップ
「プライバシー設定」を選択して開きます。
- STEP.5「非公開アカウント」をオンにする
アカウントのプライバシー設定の「非公開アカウント」ボタンをオン(青色)にします。
注意点
Instagramのアカウントを非公開にすると自分のフォロワー以外のユーザーに、自分のフォローフォロワーユーザー、投稿やストーリーなどが表示されなくなるとわかりましたね。
自分のフォロワーを見られたくないユーザーから自分のフォロワーを隠すのに有効ですが、注意点もあります。ここでは、6つの注意点を解説します。
フォロワー数はバレる
アカウントを非公開にしてもプロフィール画面でフォロワー数はバレてしまいます。誰にフォローされているかはわかりませんが、どれだけのフォロワーがいるかは知られてしまうので注意しましょう。
非公開アカウントに設定する前のフォロワーにはバレる
アカウントを非公開にする前のフォロワーには、フォローしている間は自分のフォロワーが見られるので、誰にフォローされているかバレてしまいます。
そのため、誰にフォローされているか知られたくないフォロワーを削除してから、非公開アカウントに設定するようにしましょう。
その後のフォローリクエストを承認しないようにすれば、再度フォロワーになり、誰にフォローされているか知られることはありません。
DMの送受信は制限できない
アカウントを非公開にしてもDM(ダイレクトメッセージ)の送受信を制限することはできません。自分からDMを送るときは便利ですが、いらないDMが届くのは迷惑ですね。
DMの送受信は特定のユーザーをブロックすることで制限できるので、いらないDMの相手はブロックすることをおすすめします。
ストーリーを閲覧すると足跡は残る
第三者のストーリーを閲覧すると、アカウントを非公開にしていても足跡が残ります。足跡はストーリーを投稿したユーザーのみ確認できますが、足跡を残したくないなら、そのユーザーのストーリーを見ないようにするしかありません。
フォロワー数が増えたり減ったりすることがある
アカウントを非公開にしているのに、フォロワー数が増えたり減ったりすることがあります。これは、Instagramのバグの可能性があります。
非公開アカウントでは、相手からのフォローリクエストを承認しなければフォローされることはありません。フォローリクエストを承認していないのにフォロワー数が勝手に増減することはないので、実際に増減しているわけではないのです。
フォローを外さないと自分の投稿を非表示にはできない
アカウントを非公開にしても、非公開にする前のフォロワーには自分の投稿が見られてしまいます。
そのため、アカウントを非公開に設定する前に、自分のフォロワーや投稿を見られたくないユーザーのフォローは外しておく必要があります。すでに非公開アカウントに設定している場合は、フォローを外してから投稿するようにしましょう。
相手が非公開アカウントかどうか確認するには?
Instagramでは、相手が非公開アカウントに設定しているかどうか簡単に確認できます。
非公開アカウントかどうか確認したいユーザーの投稿写真や動画の下の「紙飛行機のマーク」をタップしてみてください。相手が非公開アカウントであれば、メニューの一番上に「非公開アカウント」と表示されます。
非公開アカウントのInstagramの情報は全世界に筒抜けです。自分の情報をまもるために、自分がフォローしている人や、これからフォローする相手が非公開アカウントに設定してあるかどうかチェックしてみましょう。
ブロックする
自分のフォロワーを隠すには、フォロワーを見られたくないユーザーをブロックする方法もあります。
ここでは、特定の相手をブロックする効果や設定方法、注意点を解説します。自分のフォロワーを見られたくないユーザーをブロックしてしまえば、自分のプロフィールページ自体を見られなくなるので参考にしてくださいね。
効果
ブロックの効果は、非公開アカウントに設定するよりもたくさんあります。ここでは、ブロックすることで得られる6つの効果についてご説明します。
特定の相手をブロックするときは、効果を理解して正しく行うようにしましょう。
自分のフォローフォロワーユーザーが見れなくなる
ブロックした相手が自分のプロフィール画面を開いても、「フォーロー」も「フォロワー中」もタップすることができません。
そのため、一度ブロックしてしまえば、ブロックした相手に自分のフォローしているユーザーやフォロワーを見られる心配はなくなります。
自分の投稿やストーリーが見れなくなる
ブロックした相手は、自分のプロフィール画面の「フォロー」と「フォロワー中」だけでなく「投稿」もタップできなくなります。
そのため、ブロックした相手から自分の投稿やストーリーを見られることはありません。いいねやコメントをしたユーザーを知られることがなくなるメリットもあります。
DMの送受信ができなくなる
ブロックするとブロックした相手とDMの送受信ができなくなります。ブロックした相手はDMを送ることができますが、通知が届くことはありません。相手の画面では、「既読」がつかないままになります。
いいねやコメントができなくなる
ブロックした相手は、自分の投稿やストーリーにいいねやコメントができなくなります。
ただし、ブロックする前のいいねやコメントは投稿やストーリーに残ります。特にいいねは自分で削除できないので注意しましょう。なお、相手のいいねリストにある該当の投稿は消える仕組みになっています。
タグ付けやメンションができなくなる
ブロックした相手は、検索画面で「ユーザー名に一致する結果はありませんでした」と表示されるので、タグ付けやメンションはできなくなります。
投稿を編集しているときにタグ付けできることがありますが、投稿した後のタグ付けやメンションに反応することはありません。
強制的に自分のフォロワーから外れる
ブロックした相手は、強制的に自分のフォロワーから外れます。そのため、ブロックしてしまえば、自分のタイムラインに相手の投稿やストーリーが表示されることはありません。相手のタイムラインにおいても同様に表示されなくなります。
さらに、ブロックした相手は、再びフォローしようとしてもフォローされることはなく、フォローリクエストを送ることもできません。
設定方法
ここでは、Instagramで特定の相手をブロックする方法をご紹介します。
- STEP.1相手のプロフィールを開きメニューアイコンをタップ
ブロックしたい相手のプロフィール画面を開き、メニューアイコンをタップします。
- STEP.3「ブロック」をタップ
「ブロック」を選択して開きます。
- STEP.4「ブロック」をタップ
確認画面で「ブロック」をタップします。
注意点
Instagramのブロック機能は、フォロワーを見られたくないユーザーに自分のフォロワーを非公開にするために有効ですが、注意することも2つあります。
- ブロックしても相手にフォロワーがバレることがある
- 間違えてブロックしてしまうとブロックを解除してもフォロー関係に戻れない
特定の相手をブロックするときは、注意点をしっかり理解して行うようにしましょう。
ブロックしても相手にフォロワーがバレることがある
特定の相手をブロックしても、そのユーザーが別のアカウントを作ると自分のフォロワーを見られてしまう可能性があります。
自分のフォロワーをどうしても知りたいユーザーからフォロワーがバレないようにするためには、非公開アカウントに設定しましょう。知らないユーザーからのフォローリクエストを承認しないようにすれば、フォロワーがバレるリスクを減らすことができます。
間違えてブロックしてしまうとブロックを解除してもフォロー関係に戻れない
間違えてブロックした相手も強制的にフォロワーから外れてしまいます。間違えてブロックした後、急いでブロックを解除してもフォロー関係が復活することはないので気をつけましょう。
また、公開アカウントならもう一度フォローすればいいだけですが、非公開アカウントの場合はフォローリクエストを送らなければなりません。再度フォローするには手間がかかることがあるので、ブロックは慎重に行いましょう。
閲覧専用のサブ垢をつくる
自分のフォローフォロワーや趣味趣向など一切知られたくない方は、閲覧専用のサブ垢を活用する方法もあります。
Instagramのサブ垢とは、メインで使っているアカウントの裏でこっそり利用しているアカウントのことです。
サブ垢を非公開アカウントに設定しておけば、誰にも自分のフォロワーを見られることはありません。フォローリクエストが届いても承認しないようにしましょう。
その他の非表示機能
ここでは、Instagramの非公開アカウントの設定やブロック機能以外の非表示機能を2つご紹介します。特定の部分だけを非表示にできる便利な機能なので、ぜひ参考にしてください。
ストーリだけを非表示にする
Instagramでは、ストーリーだけを非表示にすることができます。ストーリーが見れなくなるので、いいねやコメント、シェアなどもできなくなります。ここでは、ストーリーを非表示にする方法をご紹介します。
- STEP.1プロフィール画面を開く自分のプロフィール画面を開きます。
- STEP.2「≡」をタップ右上のメニューアイコン「≡」をタップします。
- STEP.3「設定」をタップ「設定」を選択して開きます。
- STEP.4「プライバシー設定」をタップ「プライバシー設定」を選択して開きます。
- STEP.5「ストーリーズ」をタップ「ストーリーズ」を選択して開きます。
- STEP.6「ストーリーズを表示しない人」をタップ「ストーリーズを表示しない人」を選択して開きます。
- STEP.7制限したいアカウントにチェックを入れて「完了」をタップ制限したいアカウントの横にチェックを入れて「完了」をタップします。
いいねだけを非表示にする
自分の投稿のいいね数を非表示にすることもできます。いいね数を非表示にすると、いいね数は「〇〇他」と表示されるようになり、数字はわからなくなります。ここでは、自分の投稿のいいね数を非表示にする方法をご紹介します。
- STEP.1「詳細設定」をタップ投稿画面の「詳細設定」を開きます。
- STEP.2「この投稿のいいね数と閲覧数を非表示にする」をオンにする「この投稿のいいね数と閲覧数を非表示にする」のボタンをオン(青色)にします。
既に投稿している場合は、右上のメニューアイコンをタップして、「いいね!数を非表示にする」を選択することでいいね数を非表示にできます。
ただし、「〇〇他」をタップすると、いいね数と誰がいいねしたのかがわかってしまいます。この操作を知っている人はいいね数がわかることを覚えておきましょう。
非公開アカウントの設定と特定の相手のブロックは正しく理解して行いましょう
ここまで、Instagramの非公開アカウントの設定とブロック機能によって、自分のフォロワーを非公開にする効果や方法、注意点を説明しました。
誰にフォローされているか知られたくないユーザーに、自分のフォロワーを隠せる便利な機能ですが、それぞれ効果が違い、注意点もあります。そのため、どの機能を制限できるかしっかり理解したうえで活用するようにしましょう。
まとめ
最後に、Instagramで自分のフォロワーを非公開にする方法と効果や注意点をまとめます。
- 非公開アカウントに設定する
- 相手に自分のフォロワー一覧とあらゆる投稿が表示されなくなる
- 相手はフォローリクエストを送り承認されないとフォローできなくなる
- フォロワー数はバレる
- 非公開アカウントに設定する前のフォロワーには自分のフォロワーがバレる
- DMの送受信は制限できない
- ストーリーを閲覧すると足跡は残る
- Instagramのバグによってフォロワー数が増えたり減ったりすることがある
- フォローを外さないと自分の投稿を非表示にはできない
- 非公開にしたいユーザーをブロックする
- 相手は自分のフォローフォロワーユーザーや投稿が見れなくなる
- DMの送受信ができなくなる
- いいねやコメント、タグ付けやメンションができなくなる
- 相手は強制的に自分のフォロワーから外れる
- ブロックしても相手の別のアカウントからフォロワーがバレることがある
- 間違えてブロックしてしまうとブロックを解除してもフォロー関係に戻れない
自分のフォロワーを一切知られたくない場合は、閲覧専用のサブ垢をつくる方法もあります。また、ストーリーやいいねだけを非表示にできる便利な機能もあるので、それぞれの機能をよく理解したうえで試してみてくださいね。
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