Twitterの運用をしている中で、もっと効率的にキーワードが収集できたらいいのに、なんて思ったことはありませんか?そんな方には、キーワードの通知設定がおすすめです。
ですが、公式Twitterにはそのような機能は存在していません。キーワード通知の設定をするには、外部のツールやアプリを利用する必要があります。
今回は、キーワード通知の設定ができる便利なツールやアプリを紹介していきます。ぜひこの記事を参考にして、今よりもさらに効率的なTwitter運用ができるようになりましょう。
目次
Twitterの「キーワード通知」って何?
まずは、Twitterのキーワード通知について知っていきましょう。
キーワード通知とは、自身が設定したキーワードが含まれているツイートが投稿された際に、通知が届くように設定できる機能です。
このキーワード通知ですが、受け取ることでどのようなメリットがあるのでしょうか。このメリットをしっかりと理解して、Twitterアカウントの運用に役立てていきましょう。
公式Twitterにはキーワード通知の機能はない
公式Twitterでは、検索機能を利用してキーワードが含まれたツイートを検索することができますが、キーワードの通知機能は現在搭載されていません。(2022年10月現在)
その為、対象のツイートが投稿されたタイミングでキーワード通知を受け取りたい場合は、外部のツールやアプリを利用する必要があります。
キーワード通知のメリットは?
Twitterでキーワード通知を利用することには、効率的な情報収集ができるようになるメリットがあります。キーワード通知を設定しておくと、自身が集めたい情報が含まれたツイートをリアルタイムで収集することができます。
また、自身で検索して情報を集めたり、エゴサーチをする手間を省くことができるメリットもあります。本来、Twitterで情報収集をする際は毎回Twitterにログインして手動で検索しなければいけませんが、キーワード通知を利用することで、逐一確認する作業を省くことができます。
常日頃、決まったキーワードをTwitterで検索し情報収集している方は、ぜひキーワード通知を利用するといいでしょう。
キーワード通知を活用する方法
Twitterのキーワード通知は、色々な活用をすることができます。
- 特定したキーワードのエゴサーチ
- キーワードの他にハッシュタグなどの設定もできる
これらの活用点を把握して、Twitterアカウントの運用に効果的に取り入れていきましょう。
特定したキーワードのエゴサーチ
Twitterのキーワード通知機能は、特定のキーワードに対するエゴサーチに役立てることができます。
例えば、自身の名前や自身に関連したキーワードを通知登録しておくと、簡単に自身に対するエゴサーチを行うことが可能になります。企業アカウントの場合は、ブランド名や商品名を登録しておくと、リアルタイムで評判を確認することもできるため、マーケティングにも活用できます。
キーワードの他にハッシュタグなどの設定もできる
キーワード通知は、キーワードの他にも特定のハッシュタグを登録して通知を受け取ることもできます。自身と関連のある単語や属性を登録し通知を設定すると、自身に関連のありそうなアカウントや、同じ属性のユーザーを抽出することができます。
ツールを利用して、キーワード通知を設定しよう!
ここからは、Twitterのキーワード通知機能が搭載されているツールを紹介していきます。キーワード通知が、手軽に情報収集ができるようになるとても便利な機能です。機能を把握して、さらに効率的なTwitter運用に役立てていきましょう。
KAMITTER
KAMITTERは、Twitterアカウントを管理するうえで必要な基本的な機能は全て揃っている多機能ツールです。AIが自身のアカウントを自動で分析してくれます。
KAMITTERには「キーワードモニター」という機能があり、登録しておいたキーワードが含まれたツイートを自動で収集してくれます。わかりやすいタイムラインで表示してくれるので、手軽に情報収集ができるようになります。
キーワードの登録は無料プランだと3件までですが、有料のPROプランだと無制限で登録することが可能です。取得間隔も即時になるため、より効率的にTwitterの情報収集を行いたい場合は有料プランの加入も検討していいでしょう。有料プランは初回7日間だと無料で体験することもできます。
KAMITTERには、その他にも様々な便利な機能が搭載されています。
- AIによる自動フォロー・アンフォロー
- ツイートの予約投稿
- フォローリストの作成
- 複数アカウントの管理
- フォロワー、フォロー、いいね推移のグラフ表示
- AIによる高度な自動分析(今後リリース予定)
時間のかかる分析作業を全て自動で行ってくれるので、とても効率的に運用することができるようになります。Twitterアカウントのログインですぐに利用がすることができるので、ぜひ一度導入してみてはいかがでしょうか。
SocialDog
SocialDogも、Twitter運用をする上での様々な基本的な機能が搭載されている多機能ツールです。
SocialDogにも「キーワードモニター」という機能が搭載されており、登録したキーワードを自動で収集してくれます。収集したツイートは新着順やフォロワーが多い順など、様々な条件で並び替えて表示することも可能です。
キーワードモニターの機能は無料プランでも利用は可能です。ですが、有料プラン(月額980円~)に加入すると、1日に1回のみの収集間隔が1時間に1回、もしくは5分に1回まで短くすることができます。
SocialDogには、その他にも様々な便利な機能が搭載されています。
- フォロワーやツイートの分析
- ツイートの予約投稿
- アカウントデータのCSV出力
- 複数アカウントの管理
ツールはパソコン版とスマホアプリ版の両方で配信されています。様々なデバイスで使用することができるので、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。
IFTTT
IFTTTは、Twitterの他にInstagram、Google Drive、Gmailなど、600種類以上の複数のWEBサービスを一括で管理することができるツールです。「レシピ」というプロフィール機能を使用すると、複数のWEBサービスが利用できるようになります。
IFTTTでは、「Applets(アプレット)」というWEBプログラムに基づき、キーワードの通知設定を行うことができます。「new tweet from search」というメニューからキーワードを登録し、さらに通知設定を登録すれば、キーワード通知を設定することができます。
また、IFTTTはLINEでキーワード通知を受け取ることもできるのが特徴です。Twitter以外のSNSアカウントも多く持っており、ツールやアプリから一括で管理したい方にはとてもおすすめのツールです。
ですが、IFTTTは日本語に非対応の為、すべて英語表記になっています。英語に不安感のある方には、あまりおすすめできません。
Flow
Flowは、Twitterの他にFacebook等の150種類以上のアプリやツールを組み合わせてフローを作成できる、Microsoft公式のタスク自動化ツールです。IFTTTと違い、日本語にも対応している為、気軽に利用を始めることができます。
Flowでは登録した特定のキーワードを含んだツイートの投稿通知を受け取ることができ、メールで確認することもできます。また、指定したハッシュタグが付いたツイートをリストにして保存しておける機能も搭載されています。
様々なアプリやツールを組み合わせることができるので、自身の欲しい情報をより効率的に入手することができます。
公式Twitterでも現在キーワード通知機能を開発中!?
現在、Twitterでは指定したキーワードに合致したツイートの通知を受け取れるようにする「Search Subscribe」を開発中です。Twitterのテストプログラムである、Twitter Alphaにも現在登場していると報告されています。
Twitter is working on a feature allowing you to subscribe to search results. Once subscribed, you'll receive push notifications for Tweets about your search query! 🤯 pic.twitter.com/plTlt484oN
— Dylan Roussel (@evowizz) May 31, 2022
詳細はまだ明らかになっていませんが、今後のアナウンスに期待ですね。
公式Twitterの通知機能も活用しよう!
上述でも解説しましたが、公式Twitterには現在キーワード通知の機能は搭載されていません。ですが、公式Twitterにも様々な通知機能が搭載されています。ここからは、公式Twitterで受け取ることができる通知について紹介していきます。
公式Twitterでできる通知機能は?
公式Twitterで通知設定を行うことができる主なアクションは、以下の通りです。
- 新しいフォロワー
- @ツイートと返信(リプライ)
- 画像へのタグ
- いいねやRT(リツイート)
通知を設定しておくと、毎回Twitterを開いて確認したり、常にTwitterを見ておくといった手間を省くことができます。公式に搭載されている機能なので、ぜひ効率的に活用していきましょう。
新しいフォロワー
まず1つ目に、公式Twitterでは自身のアカウントが新しくフォローをされた際に通知が届くように設定することができます。新しいフォロワーの通知を設定しておくことで、どのようなフォロワーが増えたのか、即時に確認することができます。
@付ツイートと返信(リプライ)
2つ目に、公式Twitterでは自身のツイートに対するリプライ送信の通知と、自身のアカウントIDがツイート内に「@付」で記載されたツイートの投稿通知を設定することができます。通知を設定しておくことで、自身へのリプライや@付のツイートを即時確認することができます。
画像へのタグ
3つ目に、公式Twitterでは自身のアカウントがタグ付けされた画像が投稿された際に通知が届くように設定することができます。通知を設定しておくと、タグ付けをされた際に「〇〇さんがあなたを画像にタグ付けしました」という通知が届くようになります。
Twitterには、特定のユーザーを画像にタグ付けをしてツイートを投稿することができる機能があります。タグ付けをすると、画像内のユーザー名をクリックするだけでそのユーザーのプロフィール画面に移動することができます。
いいねやRT(リツイート)
最後に4つ目に、公式Twitterでは自身のツイートにいいねやRTのアクションがされた際に通知が届くようにする設定をすることができます。いいねやRTがされたツイートは、フォロワー以外のタイムラインに表示される可能性があります。通知を設定しておくことで、誰が自身のツイートを拡散してくれたのか、いいねしてくれたのかを即時確認することができます。
公式Twitterの通知の受け取り方
上述で紹介した公式Twitterの通知は、様々な方法で受け取ることができます。Twitterは、アプリからのプッシュ通知の他にも、SMSやメールで通知を受け取ることも可能です。それぞれの通知方法を紹介していくので、自身の使いやすい通知の受け取り方を見つけてくださいね。
プッシュ通知
1種類目の通知の受け取り方法は、プッシュ通知です。プッシュ通知とは、Twitterの公式アプリから直接スマートフォンに通知が届く方法です。
プッシュ通知は、スマートフォンのロック画面や通知画面に通知内容が表示されるので、主にスマートフォンでのTwitter利用が多い方にはとてもおすすめの通知方法です。最新の情報をリアルタイムで見逃すことなく確認することができます。
ですが、場合によっては不要な通知が表示されてしまう場合もあります。不要な通知を消したい際は、公式Twitterアプリの通知設定を見直してみましょう。
SMS通知
2種類目の通知の受け取り方法は、SMS通知です。SMSは「Short Message Service」の略で、電話番号を使ってメッセージのやり取りができるサービスです。
Twitterでは、通知設定をSMSでの受け取りに設定することができます。ですが、この設定にするためにはTwitterに自身の電話番号を認証させる必要があります。その為、電話番号を登録したくないという方には利用することができません。
メール通知
3種類目の通知の受け取り方法は、メール通知です。Twitterのアカウントを作成した際に登録したメールアドレスに、通知メールを送ることができます。
このメール通知では、スマートフォン自体のメール受信時の通知設定がされていないと、リアルタイムで通知を受け取ることができなくなってしまいます。また、Twitterからのアクションが多いアカウントだと、メールボックスがTwitterの通知メールで埋まってしまい、重要なメールを見逃してしまう可能性が出てきてしまいます。
PCは直接通知を受信できない
TwitterをPCで利用する際は、直接PCで通知を受け取ることはできません。ブラウザ通知であれば可能ですが、PC自体への通知は出来ないため、リアルタイムでの反応は難しいでしょう。Twitterからの通知をリアルタイムですぐに確認したい方は、スマートフォンでの利用がおすすめです。
特定のキーワードが含まれたツイートを「非表示」にする方法
ここまで、Twitterで特定のキーワードが含まれたツイートが投稿された際に、リアルタイムで通知を受け取ることができる方法を紹介しました。反対にここからは、特定のキーワードが含まれたツイートを「非表示」にできる方法を紹介していきます。
タイムライン上であまり見たくない内容に関連したキーワードを非表示設定にすることで、より快適にTwitterを利用することができます。ぜひこの機会に取り入れてはいかがでしょうか。
公式Twitterの機能で非表示設定ができる
Twitterには、「ミュート機能」というTwitter公式の機能が搭載されています。このミュート機能を利用することで、特定のキーワードが含まれたツイートを非表示に設定することができます。特定の単語やフレーズの他にも、ユーザー名、絵文字、ハッシュタグも登録することができます。
ミュート機能で登録・設定された条件に該当されたツイートは、ホームタイムラインに表示されないようになります。また、通知タブ、プッシュ通知、ショートメール、メール通知、ツイートへの返信にも表示されなくなります。
この非表示機能は、アカウントを特定の条件で指定したり、期間限定での指定をすることもできるため、応用することでさらに便利に利用することができます。ミュート機能を活用して、自身のTwitter運用にさらに役立てていきましょう。
ミュート機能の設定方法
公式Twitterでミュート機能の設定を行う手順は、以下の通りです。
- STEP.1「もっと見る」→「設定とサポート」→「設定とプライバシー」をクリック
- STEP.2「プライバシーと安全」の「ミュートとブロック」をクリック
- STEP.3「ミュートするキーワード」をクリック
- STEP.3右上の「+」をクリックして、キーワードを追加する
この様に、Twitterでの非表示設定はとても簡単に登録することができます。キーワードの入力画面で表示しない場所の詳細設定もできるため、非常に便利に活用することができます。
ミュート設定を解除する方法
ミュートに登録・設定したキーワードを解除したい際は、登録しているキーワードの右横に表示されているミュートボタン(スピーカーの様なマーク)をクリックするだけで解除することができます。
また、キーワード自体をクリックすることで、キーワードの編集や通知の有無、ミュート期間の設定もすることができます。
特定ユーザーのツイートの投稿通知も設定できる
公式Twitterには、フォローをしている特定ユーザーのツイートが投稿された際に、通知受信を設定することもできます。設定方法は、以下の手順です。
- STEP.1通知設定をしたいユーザーのプロフィール画面へ
- STEP.2「フォロー中」の左横にあるベルマークをクリック
通知を解除する際は、ベルマークを再度クリックすると通知の解除ができます。
便利ツールを活用して効率的なTwitter運用をする方法
Twitterの便利ツールには、キーワード通知の機能の他にも様々な機能が搭載されています。より効率的にTwitterを運用するためには、便利ツールの導入がおすすめです。ここでは、ツールやアプリの活用方法を解説します。導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
フォロワーを増やすことができる
便利ツールやアプリを利用することで、フォロワーを増やすための運用をより効率的に行うことができます。アカウントの認知度やツイートの影響力などを図るには、フォロワーが重要な指針になります。より多くのフォロワーを獲得するためにも、ツールやアプリの活用方法を理解し、効率的に活用していきましょう。
新規フォロワーの獲得
新規フォロワーの増加を図るには、Twitterの便利なツールやアプリが役に立ちます。
通常、Twitterではこちらから新規フォローを行って、フォローバックを待つことが最もフォロワー増加に有効的だと考えられています。ですが、1日にフォローができる数には上限があります。その為、フォローバックをしてもらえる確率が高いアカウントを制限内にフォローをしない限りは効率的に増やすことはできません。
ですが、ツールやアプリを利用することで、自身と関連性のあるアカウントや、アクティブなアカウントを確認することができるようになります。関連性の高いキーワードを複数登録しておくことで、より効率的にアカウントを検索することもできます。
公式Twitterでもキーワード検索は行えますが、1つのキーワードでしか検索ができません。その代わり、ツールだと複数のキーワードを対象に簡単に抽出をすることができます。さらに、その場で簡単にフォロー操作もできるため、効率的です。
いいねやRT操作もできる
便利ツールやアプリでは、関連するキーワードは含まれたツイートを一覧で表示することができ、さらに簡単にそのツイートへいいねやRT(リツイート)などのアクションをすることもできます。自身のアカウントに関連したキーワードが含まれたツイートにアクションを起こすことによって、潜在的なフォロワーに対して自信をアピールすることもできます。もちろん、フォロワー増加にも繋げることも可能です。
フォローを解除するか否かの判断が簡単にできる
便利ツールやアプリを利用することで、自身がフォローしているアカウントのフォローを解除すべきか否かを簡単に確認することができます。フォローを解除するべきアカウントとは、一方的なフォロー状態(片思い)のアカウントや、長い期間Twitterの活動がない非アクティブなアカウントを指します。
定期的にフォロー解除を行うことで、FF比率(フォロー・フォロワーの比率)を調節でき、フォロワーの増加にも繋がります。また、Twitterからスパムアカウントだと認識されてしまうリスクも減らすことができます。
公式Twitterでフォローを解除するアカウントを抽出するには、とても手間がかかってしまいます。ですが、ツールやアプリを利用すると、一覧で簡単に確認することができるようになります。便利な機能を活用して、FF比率を調整してより多くのフォロワーを獲得していきましょう。
アカウント運用に活かせる分析ができる
便利ツールやアプリを利用することで、過去Twitterに投稿をしたツイートを分析することができます。例えば、過去に投稿したツイートの閲覧数やいいねの数を確認することで、他のツイートとの違いを分析し、投稿に適した時間帯や内容を知ることができ、Twitterのアカウント運用に活用することができます。
先程紹介したツール「KAMITTER」では、分析した結果をわかりやすいグラフで表示してくれます。アカウントの状態を一目で知ることができるので、とても便利です。
キーワード通知を有効活用して、Twitter運用に役立てよう
Twitterのキーワード通知を受け取るための方法とおすすめのツール、特定のキーワードやユーザーのツイートを非表示にする方法を紹介しました。
- キーワード通知とは、自身が設定したキーワードが含まれているツイートが投稿された際に、通知が届くように設定できる機能。
- 公式Twitterにはキーワード通知の機能はないので、外部のツールやアプリを利用する必要がある。
- キーワード通知を利用することで、エゴサーチなどの情報収集を効率的にできるようになる。
- 公式Twitterのミュート機能を利用すると、特定のキーワードやユーザーのツイートを非表示にすることができる。
- より効率的にTwitter運用を行いたい人は、便利ツールやアプリの導入がおすすめ。
キーワード通知を利用するには、ツールやアプリの利用が必要になってきます。今回紹介したツールやアプリの中から最適なものを見つけ、ぜひ利用してみてくださいね。
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