Twitter(ツイッター)で効率よくフォロワーを増やすためには、ハッシュタグの活用が効果的です。また、ハッシュタグは、なるべく多く拡散や閲覧されるものを選ぶことが大事です。
ですが、どのようなハッシュタグをつけたら効率的なのかわからないし、どのハッシュタグの件数が多いのかもわからないですよね。
この記事では、ハッシュタグが使われている件数を調べられるツールや、ハッシュタグを調査する方法をご紹介します。さらに、Twitterでハッシュタグを用いたキャンペーンを実施する際のポイントも解説しています。
ハッシュタグを活用してTwitterで効率的にフォロワーを増やしたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ハッシュタグの件数を調べるのに便利なツール
Twitterで拡散されているハッシュタグの件数は、ツールを使うことで調べられます。ここでは、ハッシュタグの件数を調べることのできる便利な3つのツールをご紹介します。
KAMITTER
KAMITTERは、独自に開発したAIによって、Twitterアカウントの自動分析や機械学習をおこなう便利なツールです。最適なアカウントを解析しフォローしていくことで、効率よくエンゲージメントを増やすことができます。
KAMITTERでは、今日のトレンドをランキング形式で確認でき、ハッシュタグの検索は有料プランでおこなうことができます。また、有料プランではキーワードモニターが無制限で可能なので、設定したキーワードを含むツイートを詳しく調べることもできます。
KAMITTERには以下の3つのプランがあります。
- FREEプラン
- キーワードモニター3件・キーワードモニター取得間隔6時間(月額0円)
- LITEプラン
- キーワードモニター15件・キーワードモニター取得間隔1時間(月額330円)
- PROプラン
- キーワードモニター無制限・キーワードモニター取得間隔無制限(月額5,500円)
また、KAMITTERでは、無料プランでも無制限で予約投稿機能を利用できるうえに、すべてのプランに7日間の無料お試し期間が用意されています。
hashout
hashoutは、ハッシュタグを集計、分析して、数値をグラフ化してくれるツールです。現在トレンドのハッシュタグや、プランによっては過去に人気のあったハッシュタグを調べられます。
hashoutには、以下の3つのプランがあります。
- ショートプラン
- ハッシュタグ分析10個・アカウント調査3個(月額30,000円)
- トールプラン
- ハッシュタグ分析30個・アカウント分析5個(月額50,000円)
- ラージプラン
- ハッシュタグ分析50個・アカウント分析7個(月額100,000円)
すべてのプランで、CSVでハッシュタグの調査結果をダウンロードできます。
また、自社アカウントだけでなく、競合アカウントの調査もできます。ハッシュタグを使ったことによる競合アカウントのフォロワー増減や、コメント数やいいね数がどれだけあるのかなどを調べることができます。
RiteTag
RiteTagは、ハッシュタグの分析に特化したツールです。キーワードを入力してハッシュタグを検索すると、リアルタイムのツイート数やリツイート数などの情報を確認できます。また、画像付きやリンク付きのツイートの情報も表示されます。
さらに、指定したハッシュタグに関連するタグも表示されるので、たくさんのユーザーにアプローチできるハッシュタグを見つけることができます。
有料プランは年間49ドルで、7日間の無料トライアルが用意されています。
SocialDog
SocialDogは、Twitter専用の便利ツールであり、複数のプランの中の「SocialDog business」プランでハッシュタグの検索機能を利用できます。「SocialDog business」プランでは、月額9,800円ですべての機能を利用できます。
「SocialDog business」プランのハッシュタグ検索機能では、ユーザーによく使われているハッシュタグを20万件調べられます。それぞれのハッシュタグの平均RT数やいいね数を知ることができます。
他にも、「SocialDog business」プランにはツイートを無制限で事前予約できる予約投稿機能や、指定したキーワードを100件まで収集できるキーワードモニター機能など便利な機能が備わっています。
また、SocialDogでは、無料プランでもツイートの予約投稿などの一部機能が利用できます。さらに、7日間無料で有料プランの機能を試すこともできます。
ハッシュタグを調べるその他の方法
Twitterで効率よくフォロワーを増やすためには、人気のハッシュタグを知ることも効果的です。
ここでは、人気のハッシュタグを調べる方法や、Twitter公式の機能を使ってハッシュタグについて調査する方法をご紹介します。
人気のハッシュタグを調べる
人気のハッシュタグはツールを使って調べることができます。ここでは、人気のハッシュタグを調べるのに便利なツールを2つご紹介します。
- getdaytrends
- Twittrend
それぞれのツールについて見ていきましょう。
getdaytrends
getdaytrendsでは、人気のハッシュタグを1時間単位で確認できます。さらに、人気のハッシュタグに合わせて、具体的なツイート数も表示されます。
現在のホットトレンドを確認でき、過去のトレンド履歴の調査もできるので、長期的に人気のあるハッシュタグとトピックを知ることができます。
Twittrend
Twittrendでは、人気のハッシュタグを世界中の地域ごとに分けて、ランキング形式で公開しています。日本全体や海外全体、海外の主要都市のトレンドまで知ることができます。
また、時間を遡って過去のトレンドのハッシュタグを調べられる機能もあります。遡る時間は「現在・1時間前・3時間前・6時間前・12時間前・24時間前・2日前・3日前」と細かく選ぶことができるので、人気のハッシュタグについて詳しく知ることができます。
Twitterの公式機能でハッシュタグについて調べる
ハッシュタグの調査では、Twitterの公式機能を使うこともおすすめです。Twitterの公式機能を使って、ハッシュタグについて調査するには、以下の2つの方法があります。
- 「高度な検索」を使う
- 「Twitterアナリティクス」を使う
ここでは、それぞれの調査方法を詳しく解説します。
高度な検索
Twitterには、通常の検索よりもさらに条件を絞って検索できる「高度な検索」機能があります。Twitterの高度な検索は、ブラウザ版のTwitterでのみ利用できます。
Twitterの検索窓の右側にある「・・・」アイコンをタップし、「高度な検索」を選びましょう。また、各検索エンジンで「Twitter 高度な検索」を開いても、条件の設定画面にアクセスできます。
Twitterの高度な検索では、ハッシュタグの件数は確認できませんが、以下のような条件を絞った検索ができます。
- キーワード:検索ワードにキーワードやハッシュタグをどのように含めるか
- アカウント:送信・返信・ツイートしているアカウント
- フィルター:返信とリンクにフィルターを設定する
- エンゲージメント:返信・いいね・リツイートの最小件数
- 日付:設定した日付より以前か以降か
キーワード検索でハッシュタグを指定して検索します。指定したハッシュタグのエンゲージメントや日付など条件を細かく絞って検索できるので、調べたい項目に合わせて詳しく調査することができます。
Twitterアナリティクス
Twitterアナリティクスには「イベント機能」というTwitterで話題になっている世界中のイベントや映画を調べることができる機能があります。
イベント機能に掲載されているTwitterで話題のイベントやトレンドのキーワードをツイートに使用することで、高いエンゲージメントやたくさんのインプレッションが期待できます。
また、Twitterアナリティクスでは、自社の過去28日間のツイートも確認できます。過去のツイートアクティビティを確認することで、ハッシュタグを使用したツイートが期待通りの数字を得られているか調査できます。
Twitterアナリティクスには、各検索エンジンで「analytics.twitter.com」を開くことでアクセスできます。アプリの場合は、自身のツイートに表示されるアナリティクスアイコンをタップしましょう。
ハッシュタグキャンペーンを実施する際のポイント
ハッシュタグを使ってキャンペーンを実施することは、Twitterのフォロワーを増やすために有効な手段です。ですが、ハッシュタグを使ったキャンペーンがすべて成功するわけではありません。
ここでは、ハッシュタグキャンペーンを実施する際の注意点や、便利なキャンペーンツールについて解説します。
ハッシュタグの付け方に注意する
ハッシュタグを使ったキャンペーンを実施する際は、ハッシュタグをつけすぎないように注意しましょう。ハッシュタグをつけすぎてしまうとツイートの印象が悪くなる可能性があります。より関連性の高いハッシュタグを2~3個に絞ってツイートするようにしましょう。
また、ハッシュタグには使えない記号があります。記号を使いたい場合は、事前に確認する必要があることを覚えておきましょう。
Twitterでキャンペーンを実施するときの注意点
Twitterでキャンペーンを実施する場合、キャンペーンを成功させるためには以下の4つの注意点をおさえておきましょう。
- Twitter公式ガイドラインを遵守する
- 目的や目標を明確にしてから始める
- 簡単な応募方法にする
- ユーザーに魅力的な特典を用意する
ここでは、それぞれの注意点を詳しく見ていきましょう。
Twitter公式ガイドラインを遵守する
キャンペーン開催にあたって「Twitter公式ガイドライン」が設けている規約は以下になります。
- ユーザーに複数のアカウントを作成させない
- 繰り返し同じツイートをさせない
- すべての応募を確認できるように、主催者の@ユーザー名を含めてツイートしてもらう
- キャンペーンに関連する話題を盛り込むように推奨する
- Twitterルールに準拠する
他にも、他者を欺いてしまう行為や誤解を招くようなキャンペーンの開催は禁止となっています。規約違反をしてしまうと、アカウントを凍結されるといったペナルティが科せられます。
企業ブランドの信用も失ってしまう可能性があるので、Twitterの公式ガイドラインは必ず遵守したうえで、キャンペーンを開催するようにしましょう。
出典:Twitterヘルプセンター|キャンペーンの実施についてのガイドライン
目的や目標を明確にしてから始める
Twitterでキャンペーンを実施する際は、「フォロワーを増やす」といったぼんやりした目標ではなく、具体的な目的や目標を明確に設定することが大事です。
キャンペーン開催への施策を明確にするためには、「フォロワーを1,000人獲得する」「いいねを500件獲得する」など、具体的な目標を数値であらわしてみましょう。
数字的な目標を決めておけば、キャンペーン後に効果があったのか分析するときにも把握しやすくなります。
簡単な応募方法にする
たくさんのユーザーにキャンペーンに参加してもらうためには、応募方法を簡単にすることが大事です。複雑な応募方法では、キャンペーンに参加してくれるユーザーを増やすことはできません。
「リツイートといいねだけ」「ハッシュタグでクイズに答えるだけ」など、ユーザーが気軽に参加できる応募方法のキャンペーンを開催するようにしましょう。
ユーザーに魅力的な特典を用意する
Twitterのキャンペーンでは、当選の特典が何であるかもとても大事です。当選ユーザーへのプレゼントは狙いたいターゲットのニーズに合うものを選びましょう。
また、当選確率があまりにも低いとユーザーの参加意欲がなくなってしまうので、ある程度多めの当選者数を設定することも大事です。
ただし、プレゼントの価格があまりにも低い場合も参加意欲が削がれてしまうので、予算を確保して質と量のバランスを考えて選定するようにしましょう。
フォロワー数が多いならキャンペーンツールも使う
フォロワー数が多いと、キャンペーン当選者の管理やレポート業務が大変です。その場合は、キャンペーンツールを使うことをおすすめします。
ここでは、以下の4つのキャンペーンツールをご紹介します。
- ATELU
- echoes
- Beluga
- SmartHash
ATELU
ATELUは、全応募者の収集から、間違えられない当選者の選定や通知までのさまざまな作業を一元化して管理できるツールです。また、ATELUは、プラットフォームのアップデートにも常に対応しています。
以下の2つのプランが用意されており、フォロワーの人数やキャンペーンの期間など、状況に合わせて選択できます。
- スタンダードプラン
- コストをかけずに定期的にキャンペーンしたい方向け(月額50,000円~)
- インスタントウィンプラン
- ユーザーがキャンペーンに応募後すぐに結果を送れる(1回1,000,000円~)
echoes
echoesは、キャンペーンの参加者のうちどのくらいのユーザーが商品購入に至ったかなど、キャンペーンによる売上貢献度を可視化できるツールです。また、Twitterプロモーションの専任担当者による改善案の提示など、キャンペーン後のサポート体制も整っています。
echoesには、以下の選べる2つのプランがあります。
- 月額プラン
- キャンペーン回数無制限で、多数のキャンペーンを実施したい方向け
- カスタムプラン
- キャンペーン回数に応じた契約で要望に合わせて豊富な機能やオプションがある
どちらのプランも料金についてはお問合せが必要です。
Beluga
Belugaには、キャンペーンに関するツイートがされると自動返信できる機能があります。さらに、特定のツイートやハッシュタグにリマインダーを設定することで、時間を指定した返信もできます。
また、キャンペーン企画の立案サポートや、次回のキャンペーンの施策に関するアドバイスなど手厚いサポートが用意されています。
Belugaには、もともとのプランはなく、ニーズにや施策に合わせてプランをカスタマイズする仕組みとなっています。通常、お問い合わせから約20営業日でキャンペーンを開催できます。
SmartHash
SmartHashは、TwitterおよびInstagram対応のハッシュタグキャンペーン実施ツールです。
SmartHashのハッシュタグキャンペーン実施システムでは、ハッシュタグやメンションが付いた投稿の自動収集や応募投稿の管理ができます。また、キャンペーンでユーザーから集めたデータをオウンドメディアに掲載することもできます。
事故や炎上を引き起こしそうな投稿をブロックする機能や、複数投稿や動画などの取得に対応できるようにカスタマイズできる機能もあります。
ハッシュタグを活用してキャンペーンを成功させましょう
Twitterでは、ハッシュタグを活用することで、高いエンゲージメントやたくさんのインプレッションを獲得できます。そのため、Twitterでキャンペーンを成功させるためには、ハッシュタグを使うことが効果的であるとわかりました。
また、効果的なハッシュタグの件数を調べることができるTwitterの公式機能や外部ツールについてご紹介しました。
ぜひ、この記事で紹介したKAMITTERなどのツールを活用して、キャンペーン成功のために効果的なハッシュタグを調査してみてくださいね。
まとめ
最後に、Twitterのハッシュタグの件数を調べる方法と、ハッシュタグキャンペーンを実施する際のポイントをまとめます。
- ハッシュタグ件数を調べる方法
- KAMITTERなどの便利なツールを使う
- Twitterの公式機能を使う
- ハッシュタグキャンペーンを実施する際のポイント
- ハッシュタグの付け方に注意する
- Twitter公式ガイドラインを遵守する
- 目的や目標を明確にしてから始める
- 簡単な応募方法にする
- ユーザーに魅力的な特典を用意する
- キャンペーンツールを活用する
Twitterを運営するうえで、ハッシュタグの選定はとても大事です。便利なツールなどで件数の多いハッシュタグを調査して、フォロワーの増加やハッシュタグキャンペーンを効率よく成功させてくださいね。
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